So-net無料ブログ作成

国会前デモ、政権交代からここまでの流れ、今後について。 [政治]

参院の投票が決定し、問責と牛歩しか無くなったタイミングでしたが、時間が取れたので、仕事帰りに国会前を見に行きました。

しばらく書いていなかった事もあり、事ここにいたる政権交代からの流れの振り返りと、今後起る事、どうして行けば良いのか等、考えた事をつらつら書かせて頂こうかと思います。

その前にデモの簡単な印象を。

夜なのでもう少し勤め人や学生の層が多いかなと思っていましたが、雨天もあってか、団塊世代、オーガナイザー寄りの人員割合が多かった印象。

一般的なデモと比較すれば、総じて三々五々の緩やかな物。一通り演説、コールが終わった後、「これから議員会館まで歩いていこうと思いますが、皆さんご自分の体力を良く考えてご参加下さい。行ける人で行きましょう」と、柔らかい業務連絡などしていました。

デモで大時代的なワーディングのコールをやられると、時代錯誤の珍走団の空ぶかしという感は拭えません。暴走族や旧車会の空吹かしも、実は同じく「コール」と言うのですが、つまり近寄りたく無いし迷惑でもある。
でも、一人で叫ぶプロ的な人もちらほらいる物の、コールもセクト臭プンプンの物ではなく、一般的な言葉で構成されていて違和感は無かった。演説の同時中継PAもそこここに設置されていて、国会周辺どこにいても聞こえる様になっており、便利なものだと思いました。

カリカリの動員デモや、自己承認欲求の方々のカタルシス的な機会だったりすると、同じ事を思っていても一般人は近寄りがたい。結果力を割って削ぐだけですから、このような柔らかさは良い傾向と言えると思います。不真面目な話、デモ行った後ついでに一杯いこうかでも良い訳です。

 しかし、当然ながら過半数を取らせてしまっていますから安保関連の法案は成立しました。

デモに参加している人で、この数回の国政選挙にあたり、大同小異で物事考えなかった人がいるとするならば、現実を直視して次の選挙を考えなければいけない。

自民党内の良識をいくらクサしても、手続き論や違憲を叫んでも通ってしまいます。後者等重要なのですが、その解決は政治日程と関係なくちんたらと進む事請け合いです。紛争勃発後までかかって違憲判決が出もしょうがない。その前に三権分立さえ今微妙ですから。

今後を考えると、山本太郎氏が行った参院決議に至る直前の委員会の演説の様に、アメリカの軍事行動の兵站方面穴埋めに、特別法無くいろいろ使われて、トリッキーな局面に陥り、このblogのテーマのショックドクトリンに繋がる事が予想されます。

我々今後どうしたら良いか。

◇◇◇

 その為に2009年からの流れを少し振り返ってみます。その時々でこのblogに書いてきた事でもあります。ご興味有る方は過去のエントリ等見てみて下さい。

●小泉竹中構造改革への対立軸で、参院選を勝ち、民主党が政権を奪取した。

今となれば、いかに革命に近い事だったか皆さん判ると思います。平和的レジームチェンジ。これがどう瓦解したか。

●その選挙戦前から官僚のアクションが起った。

日本の官僚は満州の官僚みたいなもんですから、宗主国アメリカの対日本班の指示に従う。小沢さんと関係者への検察、特捜の殆ど人権侵害に近い攻撃と、メディアのバッシング。これは政権復活の芽が無くなるまでその後何年も続いた。当時、結果として鳩山氏が総理になった。

●菅政権で中身が入れ替わった。

一方、年次改革要望書を一旦は止めさせた鳩山政権に対する、外務官僚のサボタージュによる基地移設問題の失敗。その後官僚に呼応した民主内の仕込まれた勢力がクーデターを起こし、菅政権となった。

彼は学生の頃、共産でスト破りのポジションだったそうで、そういえば石井紘基さんの遺志も選挙戦には使ったものの、有名無実化した。彼はずっとそういう役割なのかもしれませんね。
公務員改革から子供手当、郵政改革までとても同じ党とは思えない180度転換を行い、マスコミは今度は糾弾もせず。かつ増税寄りに動いて自民のコーポラバージョンにシフトし始め参院選はぼろ負け。
党首選も無理矢理菅さん通された格好で、死に体になって、退陣かと報道走り始めた翌日のタイミングで震災。政権的には天佑だった。

●野田政権で消費税10%宣言

その後、まさにショックドクトリン的な施策が続く中、原発対応を巡って問責され、首相としての印象は何方の目にも濃く無いだろうと思われる、敗戦処理内閣の様な野田さんが、またまた微妙な結果の党首選で首相になった。

社会保障と税の一体改革等と銘打って、この方や松下政経塾系の人間が、菅さんに続いて、所謂「スト破り」的な役を担った。これでもう民主党は徹底的に割れた訳ですね。

●「スト破り」から自民党へのリレー

党是に反する様な消費増税に固執し、選挙も負けながら、どんどん党内を割って行った。小沢氏もついに離党し「生活」を立ち上げた。
割られたリベラルののフラグメントの中に、明白にある層を引きつけて撹乱する役割として作られた様に見える、あの「維新」的勢力も湧いて出た。
格段の明確なポジションが無い党は抽象的、右翼的になります。そしてサポーターのカタルシスを得られる様なぶっ壊しが党是となって行く訳ですね。手法はどうしても”暴力”に近くなって行く。

満を持して、例の正直通信簿解散を行って、消費税万歳の自民へとスムースな橋渡しを行った。あれは今思い出しても学芸会かという異常な様相だった。

●安倍政権

もともと浮動票は殆どリベラル寄り、都市部ですから、リベラル勢力に核が無ければ、投票率は確実に下がって組織票が勝つ。組織票といっても労組系の受け皿は多くが民主だったし、そうなると宗教票及び、地方高齢者という事で負け確定です。
当時、多くの企業を抱える会計士の方と話をしたのですが、中小企業では、皆「自民で夢をもう一度」が主勢で、そのあたりのアプローチも周到にやっていたのでしょう。

リベラルが完全に割れ、論点拡散させる別軸も出た事で、自民が圧勝。ブッシュJrの様な安倍氏が首相になった。
安倍さん自身は宗教団体にとても近いため、アメリカ本流からはカルト認定に近いようですが、右のクリントンや日本班からすると、安保法制通しやすい。加えて、日銀砲で日本の資産を減損させて、ドルに貢ぐという約束で、本流側も渋々今に至るという事のようです。

◇◇◇

 長くなりましたが、ざっと見て来ました。この間我々どう考えれば良かったか。なんというか、基本ことごとくダメになって来ましたね。

見て来て判るのは、最も重要なのは「割られない」事の様に思います。後は、常に自分の頭で考える事、人の噂も75日ですが、過去を忘れずに変化点を見極める事。

まず、議員が攻撃されて失墜する場合があります。
大抵は本質と全く関係ない事で、このblogが何故かgoogleで未だトップ周辺に来てしまう言葉があって、(つまり正直私アウツですがw)「政治部長会議」ってヤツですね。検察官僚も加わってこのあたりの方針を決めて世論の操作を行っているそうです。
ニュースソースというのは、日程的に基本は「官」のリリースやイベント日程で殆ど決まるので、そこに何かをぶつける等、予めどうにでもなります。そうしてメディアに左右されやすい人が露出の大い事に傾いて行く習性を利用される。

割られる場合、あの時期の民主党に消費増税なんて持って来られたらこれは党としてダメな訳ですが、その場合、消費増税反対の動きを今回のデモの様に民意を見せたり、党員は党員でそう行動する事で、反対派をきちっと大同小異で纏まらせる事が、他の政治アジェンダに及びかねないのだとしっかり認識した人間の行う事でしょう。

対アメリカ案件の場合、これは今の日本の国体に及ぶ大人の事情(笑)で、なかなか難しい訳です。命に関わる場合もあるようですから。
ただ、要求を旨く削りながら、少しでも悪影響を減らす事、アメリカの中でも派閥は有る訳でどこかと一蓮托生にならない事が必要です。

官僚の皆さんに意外にも(笑)私よりお願いがあるのは、外交のウエイトに合わせ、外務省に、対アメリカとそれ以外くらいに分けてよいですから、対アメリカで緻密に様々な方面でのアプローチが出来る、客観視点を持った部隊を作って欲しいですね。それがないと、変化を作る事は何も出来ません。
他国の関係もそれはそれで強化して頂きたい。そこに税金かかってもまあったく何も申しません。アメリカのシステム上の延長軍事設備を買わされるより激しく安いでしょうから。

政治家も、そこで清濁合わせ飲まない鉄砲玉をやってしまうと消されたりいろいろありますし、割る結果になりますから、1年しか持たなかったとはいえ、福田首相のような「エエーッ!こ、このくらいしか出せないのですが。。」的ぶらかし&粘り強いスタンスが良いかと思います。

例えばこの程度の事を、皆が思うだけで、随分変わって来るのではないでしょうか。

今後起る事を想像しますと、
新しいリベラルの動きは取りあえず公安管轄外なので、警察や検察を使って取りあえず割って潰そうとして来る筈で、その結果や、選挙戦の結果に応じ、自民にはもう少し常識的な派閥が出来て、いざという場合党内バランスを換える準備がされる。

リベラルは、大同小異で結集しようとする機運の中で、夫々忍び込んでいる「スト破り」的人材が、割に入って来ますし、それが党派的には維新的な人々であったりする事もあるでしょう。その中で、割られない為にどう考え、行動するか。

それを先に書いた様にしっかり考えて、臨みたいです。

長くなりました。この辺で。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0